しーずん見聞録

しーずんといいます。作った楽譜や書いたエッセイをここで公開しています。

【楽譜】風笛

楽譜

NHK連続テレビ小説『あすか』より、テーマ曲の『風笛』です。

二重奏として作りました。優しさの中に静かな力強さのある曲です。

 

 

楽譜はこちら

https://drive.google.com/open?id=19C1ekK0IaoFQlNRi2R5KqkdssJdl8R4G

 

 

 

1st

https://drive.google.com/file/d/118ly_QHdYIE2RhGtyxMPA8bcvpJhEyIp/view?usp=sharing

 

2nd

https://drive.google.com/file/d/1GVPg8KO5NQCUrYUDweqEPhZcCs5kn7Qu/view?usp=sharing

 

 ちょこっと解説

  • 原曲はオーボエとハープが主体で演奏されますが、これはギター二重奏ということもあり、ハープの二重奏だったとしたらどうなるかをイメージしながら作りました。
  • リハーサル番号Dで転調すると同時に役割が交代します。転調して後半になるにつれて盛り上がっていくイメージです。
  • メインメロディのパートは基本的に一度目が単音、二度目からハモリ入ります。

 

 

 ひとりごと

どの場面を切り取っても感動的で、全部がサビ。最初から最後までクライマックスな、良い意味で金太郎飴みたいな曲です。

この曲を聴くたびに夕日やオレンジ色が頭に思い浮かぶのは、きっと学校の下校放送で使われていたからだと思います。夕方の空景色というのは寂しさとか、悲しさみたいなものがどうしても連想されますが、なぜだか昼間よりも世界の空間の面積のようなものが広がっていっているかのようにわたしは感じます。夕方になると影が昼間に比べて長くなり、空気が冷たくなっていくからなのでしょう。

太陽が西に沈むにつれて、世界が、影と同じようにぐっと伸びて広がっていくような感覚。この曲はなぜか世界の広さを感じさせてくれる曲だとわたしは思います。原曲で宮本さんが奏でるオーボエの透明感を聴くと、そんなことを思わせます。